「うっわ……」 星野みやこの自慰行為を白咲花が目撃したのは九月八日の夜十時頃だった。 事の経緯は以下の通りである。その日、花は星野家に泊まることになっていた。夕食を食べ終えた花は、ひなたと一緒にお風呂に入ることにした。上着を脱いだところでパジャマを持ってくるのを忘れたことに気付いた花は、それを取りにひなたの部屋まで戻った。途中でみやこの部屋の前を通りかかると、僅かにドアが開いていたので、何気なくそれを覗き、みやこがベッドの上でこちらに背を向けて横たわっているのを目撃した。みやこの正面に置かれたスマホには今日撮影した花のコスプレ姿が映っていた。布団の中のみやこはもぞもぞと蠢き、時折声を漏らしたり微かに震えたりした。 花に自慰の知識は無かった。よって、みやこが自慰をしているとは理解できなかった。その代わりに、花は「みやこがコスプレ写真を見て感極まっているのだろう」と考えた。みやこが花を撮影する際に息を荒くしたり妙な動きをしたりするのはいつものことだ。みやこが今悶えているのもそのバリエーションだと考えたのだ。 花が自慰にまでは思い至らないまでも、みやこが性的でいかがわしい行為をしているのではないかという疑念さえ持たなかったのには、いくつもの偶然が重なっていた。例えば、物理的に扉の位置からはみやこが手を股間に伸ばしているのが見えなかったし、みやこがジャージを着たままで弄っていたのもある。 しかし花が性的な行為を疑わなかった最大の理由は、「花には自分が性的な目で見られるという発想がまだ無かったから」だった。花にとって、女性がセックスの世界に参入するのは成人以降の遠い世界の話であり、まさか小学生以下に対して欲情する大人がこの世に存在するとは夢にも思っていなかった。 それはみやこが花にコスプレをさせて写真撮影しているときでも同じだった。みやこがコスプレをした小学生を写真に収めようとするのは、「性」というよりは「美」に突き動かされたものだと考えていた。花は乃愛と違って自分の容姿にあまり興味が無かったが、周囲の反応からしてそれが人並みはずれて優れていることには薄々勘付いてはいた。よって、みやこがその美しさを保存しようとするのも、花にとって自然と
まもなく、射精いたします
長いなので読めない
花ちゃんに成ってみやこさんに餌付けされてコスプレさせられて性教育もされたいね