一緒に帰ろう おなかがすいてきたみたい夕暮れ 冬が近づいて 色づく街路樹焼き芋を買って 2つに割って君の分ふうふう冷まし湯気が立ち 空に溶けてゆく優しさ ぬくもり 君の手を握りしめたら雲の切れ間から日が指し 光がふたり包んだ甘くて美味しい 焼き芋を食べきったなら君は小さくオナラして 少し照れてはにかんでみせたチャイムが聞こえる 風は乾いてやわらかい君は髪の毛泳がせて いつもよりご機嫌ぎこちない距離も 何度も歩いた景色も終わりがあると気づいてる 消えてく街の灯出会いと別れは いつもコインの裏表僕はどこかで気づいてる それでも繋がりたいよ嬉しい 悲しい 胸の奥ギュッと掴むような愛しさに抱かれてゆくよ 笑顔で涙溢れてきたよさよなら さよなら 別々の道を行くんだ君もあなたも僕だって 半分コの芋のように清しく 放たれた オナラは雲に消えてゆく空さえ飛べる気がするよ もうおなかいっぱい おやすみ石焼き芋 石焼き芋Marked for deletion (Old)